代表弁護士 大澤一郎

当事務所のホームページをご覧頂きまして誠に有難うございます。

労災事故は、多くの方にとって、ある日突然訪れるものです。

事故に遭われた方は、突然の悲劇の中で、今後の治療のこと、仕事のこと、そして自分や家族の将来のことなど様々な問題に直面し、大変な思いをされていることと思います。

私は、労災事故が起きた場合には、何より初期対応が重要であると考えています。

なぜなら、今後の治療や補償などについて、事故直後に正確な見通しをつける必要があり、また証拠の収集など、タイミングを逃さず早急に対応しなければいけないことがあるからです。

早期に今後の見通しをつけることの重要性

労災事故においては、治療や後遺障害認定の問題、労災保険などの補償の問題、休職・解雇など会社との雇用関係の問題など、検討しなければいけないことが山ほどあります。

人生に一度あるかないかの事故に遭われた方が、これらのことを漏れなく検討し、きちんと今後の道筋をつけていくことは、専門家の協力がないとなかなか難しいと思います。

当事務所の弁護士は、法律の専門家であるだけではなく、医療や社会保険関係の知識の習得についても、研鑽を積んでおります。また、医師などの外部の専門家との協力体制も築いております。

事務所としましては、皆様に早期にご相談頂くことで、先が見えない不安を極力解消し、被害者の方がお身体の治療に集中できる環境を整えたいと考えております。

早期に対応することの重要性

労災事故においては、会社への責任追及のための証拠の収集や各種補償を受けるために必要な手続について、動くべきタイミングを逃してしまうと、後々取り返しがつかなくなってしまうこともあります。

残念ながら、日本の労災事故における中小企業の対応は、まだまだ不十分な部分が多いのが現状です。中には、事業者が労災の事実を隠してしまい、刑事事件となってしまうような悪質なケースもあります。

治療が少し落ち着き、いざ会社の責任を追及しようと考えても、そのときにはどこにも事故の証拠が残っておらず、追及が難しくなってしまうかもしれません。

また、本来であれば、お怪我などについて様々な補償が出るにもかかわらず、会社がそれを知らないがために、適切な補償が受けられないこともあるかもしれません。

当事務所では、事故直後からの早期対応が可能ですので、治療(特に後遺障害の認定)、各種補償、会社との雇用関係などの様々な問題について、困った事態に陥らないようサポートさせて頂きます。

以上のとおり、労災事故の被害に遭われた場合には、早期に当事務所へご相談頂きたいと思います。

会社と揉めたくないとお考えの方へ

労災のご相談を受ける際によく伺うのが「会社との関係で、これ以上もめたくない。」という声です。

確かに、会社への損害賠償請求などを弁護士に依頼すれば、会社との関係が悪化してしまうことも多いと思います。

しかしながら、よく考えてみてください。

事故当初、一番の不利益を受けたのは、あなたやその家族です。

そして、治療終了後、不幸にも後遺障害などが残ってしまった場合に、その将来の不利益と一番付き合っていかなければならないのも、あなたやその家族です。

他方、刻々と変わる情勢の中で、必ずしも、会社があなたやその家族を一生守ってくれるとは限りません。自分や家族の将来のために、適正な賠償を受けることは、当然の権利だと思います。

仮に会社と対立することとなったとしても、弁護士に依頼をしていれば、弁護士があなたの代わりに会社と交渉をすることができます。その間、被害者の方は、本来何よりも大切な治療に集中して取り組むことも出来ます。

以上のような観点から、労災事故に遭われた場合には、早期に当事務所に御相談頂きたいと思います。